釜石ローカルベンチャー 3期メンバー 伊藤 詩恩【事業テーマ:仲⾒世通りリノベーション】

PROFILE

伊藤 詩恩 / Shion Ito

 

MEMBER'S VOICE

応募したきっかけを教えてください。

 これまでどこか踏み出せずにいた”まちづくり”や”空き家活用”といった問題に対して、自身も当事者として目の前の状況に向き合いながら実践していける環境であると、応募を決意しました。

 巨大な観音様の後ろ姿を守るようにたたずむ仲見世商店街に、時流に寄り添いながらもかつての賑わいの残像や今の暮らしの風景が心地よく感じられるような場所を創りたいと考えています。

現在取り組んでいる事業について、教えてください。

 多くのシャッターが閉まっている仲見世商店街で、生活 / 観光 / 旅といったそれぞれの目的で流れていく人の営みが"本"や"服"や"モノづくり"などを通してゆるやかにつながるお店を開きたいと考えています。

 すでに始まっているカフェ・ゲストハウス・コワーキングスペースといった場所・プレーヤーと連携をとりながら、釜石市ならではの人やモノを介した文化・娯楽が体験できる場所を生み出し、じわじわと外にもファンが広がっていくようなモノやコトを創り続けます。

今後の目標を教えてください。

 まずは、ポップアップショップ / フリーマーケット / イベントといった単発的な活動をしながら店舗実現につながる取り組みをしていきたいです。

 釜石は、企業チームでありながら日本一を果たした新日鐵釜石ラグビー部を生み出したまちでもあります。これからの事業を通した取り組みによって、日常の仕事や生活を大切にしながらも釜石人の個性あふれる才能が発揮される部活動のようなコミュニティが生まれたら嬉しいなと想像しています。