釜石ローカルベンチャー 細江絵梨【事業テーマ:海辺の地域づくり×ブランド推進】

細江絵梨

PROFILE

細江絵梨 / Eri Hosoe
 
「NEBAMA(根浜)ブランド化プロジェクト」として、ラグビーワールドカップ2019™の会場となる鵜住居復興スタジアム周辺の住民主体の観光コンテンツ開発やコーディネート事業を実施

 

MEMBER'S VOICE

応募したきっかけを教えてください

 東日本大震災後に釜石市鵜住居地区の郷土芸能に関する支援を行ったことがきっかけで、新たな街として生まれ変わるこの地域の産業面での活性に携わりたいと考え、応募しました。また、東日本大震災の教訓など、全国の子ども達に生きる力を体感できる機会・空間を創出していきたいと考えています。 

現在の活動について、教えてください

 地域の方々との信頼関係を構築しながら、様々な関係者を繋ぐ調整役として活動することの難しさは感じていますが、この地域を何とかしたいという強い想いを持った方々と共にこの根浜地区を世界中の人に発信するために活動しています。資金確保やマンパワーの不足など課題はありますが、応援して頂ける沢山の方々と一緒に一層の盛り上げを図っていきたいです

今後の目標を教えてください

 2019年のラグビーワールドカップの開催を控える釜石鵜住居地区は大きな可能性を秘めていることから、観光分野を中心に地域の様々な方々の想いをカタチにできるように、伴走サポートをしていくとともに、本地域に関わる関係者やファンの繋がりを拡大しながら、持続可能な地域づくりを進めていきたいと考えています。そのために、まずは外部との連携に向けたコーディネートや渉外、また資金確保に向けたファンドレイジングに取り組んでいきたいです。

 

細江絵梨

 

STORY

細江さんが釜石との関わりを持ったのは、東日本大震災後にボランティア活動に参加したことが始まりでした。当時は移住を考えておらず、1~2か月の滞在を予定していたそうです。

 

「盛岡を拠点にボランティアコーディネーターとして活動していましたが、周りの人たちが良い人たちで、楽しかったことを覚えています。2013年に首都圏において風化防止のための情報発信とマッチング事業を実施していくため東京に戻り、“首都圏の人に岩手を知ってもらう”“岩手と東京をつなぐ”というミッションの元、岩手と東京を往復していました」(細江さん)

 

釜石ローカルベンチャーコミュニティに参加を決めたのは、地域課題の解決に焦点を絞った関わり方に挑戦したかったことを挙げます。釜石はオープンで活発な人が多く、東京出身だったとしてもチャンスを与える懐の広さがあったそうです。

 

根浜(ねばま)地域では、地域の方々は「観光地としての根浜の復活」に向けてすでに様々な注力をされているので、多角的に情報を収集して精査をしてから、“持続可能な観光地域づくり”を目指して事業を検討していきたいと思っています。

 

釜石の魅力は「景色の美しさと根浜に住む人々」と細江さん。根浜海岸付近は、東日本大震災の津波の影響で集落全体が壊滅的な状況に陥りました。しかし、根浜海岸は岩手県が設けた防潮堤の高さより低く、震災前と同じ高さにとどめたそうです。そこには地域住民が声を上げた背景があり、自分たちで町を変えていく姿勢が魅力的だったといいます。